まずなにをするか
はじめまして。Emiです。
住宅の間取りプランナーとして働いています。
家のこと、自邸のこと。
時にゆるゆると、時に暑苦しく!私の思いを綴っていきたいと思います。
家を建てよう。
そう思ったとき。
まず、なにをしたらよいでしょう。
住宅展示場へ見学に行く前に、ご家族でぜひともこれをやってほしいのです。
そ・れ・は・な・に・か・と・た・ず・ね・た・ら (ベンベン) ←ふるい
・新しい家への要望
・今の住まいの不満
これらを箇条書きで全部書き出しましょう。
要望・不満を書き出す中で、金額や矛盾は気にしない!
だって、書くのはタダですよ!
とりあえず、素直な気持ちで全てを書き出しましょう。
家族みんなの要望を書き出しましょう。
家族の夢を茶化したり、けなしたりしてはいけません。
だって、書くのはタd
要望を全て書き出した中で「これは譲れない!」という項目に丸をつけましょう。
はい。これで、家づくりの中で優先したい項目が決まりました。
優先したい項目
これを見つけると、新しい家で、自分がどんな暮らしをしたいのかが見えてきます。
そして、どうしてその項目を優先したいかの理由を考えてみましょう。
どうしてリビングを広くしたいのか?
どうして和室がほしいのか?
どうして収納がたくさんほしいのか?
その収納になにをしまうのか?
新しい家が完成することがゴールではありません。
パズルがうまくはまったから、間取りが完成ではありません。
新しい家での、家族のしあわせなくらし。
家づくりのゴールは、そこですよね?
目的は「家族のしあわせなくらし」であり、家づくりはそのための手段にすぎません。
ここ肝心。ブレちゃダメ。絶対。
こんな記事があります。
「新築当時に戻れるとしたら、間取りをやり直したい」――。注文住宅に暮らす建て主の95.3%がこう回答した。日本間取り協会が注文住宅の建て主を対象に実施したアンケートの結果だ。
間取りからやり直したい人が多い理由。
家が完成した後に、自分の本当の要望に気がついてしまったからではないでしょうか。
自分が選んで建てた家と、自分の暮らしのミスマッチ。
本当に、本当に、もったいない。
優先したい点が見つかってから住宅展示場へ行けば、
どこを見学すればいいのかが、おのずとわかるはず!
一生に一度あるかないかの家づくり。
せっかくのこの機会を楽しまなくっちゃ!